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魚類図版は、目的に応じて構成や情報の整理方法が異なります。
本カテゴリでは、比較図、単体図、識別図など、図版の構造ごとに分類しています。必要とする情報の表現形式から、適した図版をご覧ください。
比較図版
複数種を同一スケールで配置し、体高や体色、形態差異を視覚的に比較できる図版です。
類似種の違いを一枚で把握できるため、識別整理や研究資料、展示用途に適した構成となっています。
単体図版
一種ごとの形態を正確に描写した基準図版です。
体高や輪郭、鰭形状などの特徴を客観的に把握できるよう設計しており、図鑑や資料作成、種の理解を目的とした用途に適しています。
アカメバル
学名:Sebastes inermis
アカメバル(Sebastes inermis)は、日本沿岸に広く分布するメバル属の一種であり、形態的特徴と識別要素の整理が重要な魚種です。本図版では、文献に基づく情報をもとに、識別に必要な要素を整理して構成しています。
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クロメバル
学名:Sebastes ventricosus
クロメバル(Sebastes ventricosus)は、メバル属の中でも暗色の体色と外洋寄りの生息環境を特徴とする種です。本図版では文献に基づく形態情報を整理し、識別に必要な要素を可視化した基準図として構成しています。
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シロメバル
学名:Sebastes cheni
シロメバル(Sebastes cheni)は、メバル属の中でも淡褐色の体色と内湾性の生息環境を特徴とする種です。本図版では文献に基づく形態情報を整理し、識別に必要な要素を可視化した基準図として構成しています。
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ウスメバル
学名:Sebastes thompsoni
ウスメバル(Sebastes thompsoni)は、金色に縁取られた眼と赤橙色の体色を特徴とする種で、S. inermis種群とは異なる系統に属します。本図版では文献に基づく形態情報を整理し、識別に必要な特徴を可視化した基準図として構成しています。
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タケノコメバル
学名:Sebastes oblongus
タケノコメバル(Sebastes oblongus)は、紡錘型の体型と明瞭な縦帯模様を特徴とする種です。S. inermis種群とは異なる形態的特徴を持ち、識別が比較的容易な種とされています。本図版では文献に基づく形質を整理し、識別に必要な要素を可視化しています。
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タイリクバラタナゴ
学名:Rhodeus ocellatus ocellatus
タイリクバラタナゴ(Rhodeus ocellatus ocellatus)は、日本各地に分布する外来系統のタナゴ類であり、在来種との識別および分布管理が重要な種です。本図版では形態的特徴と識別要素を整理し、比較図と連動する基準図として構成しています。
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ニッポンバラタナゴ
学名:Rhodeus ocellatus kurumeus
ニッポンバラタナゴ(Rhodeus ocellatus kurumeus)は、日本固有のタナゴ類であり、保全上極めて重要な在来種です。外来系統であるタイリクバラタナゴとの識別が重要視されており、本図版では形態的特徴と識別要素を整理し、基準図として構成しています。
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セボシタビラ
学名:Acheilognathus tabira
セボシタビラは日本の淡水域に生息するタナゴ類の一種で、体型や体色の微細な差異によって他種と識別される魚種です。本図版では形態的特徴を整理し、比較図と連動する基準図として構成しています。
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ヤリタナゴ
学名:Tanakia lanceolata
ヤリタナゴは細長い体型を特徴とするタナゴ類で、他種と比較した際に体高の低さが明確な識別要素となる種です。本図版では形態的特徴を整理し、比較図と連動する基準図として構成しています。
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アユ
学名:Plecoglossus altivelis
アユ(Plecoglossus altivelis)は、日本の河川に広く分布する回遊性魚類であり、生活史と形態の関係が重要な種です。本図版では形態的特徴と生態的背景を整理し、基準図として構成しています。
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魚イラスト、魚類図版を使う立場の方へ
魚の専門家でなくとも、展示・教材・商用など正確さが求められる場面があります。 当サイトでは、用途と目的に合わせた必要な表現レベルや判断のポイントも踏まえた上で、魚類図版を設計・制作しています。
ご相談だけでもご連絡いただければ有り難いと考えております。
作者プロフィール
大学では生物環境を専攻し、水産振興センターの指導のもと、小河川に生息する魚類の生態を一年間にわたり調査しました。
フィールド調査、採集記録、標本作成などの経験を通して、形態学的な視点から魚類の特徴や分類への理解を深めました。 実際のフィールドで観察した魚たちのダイナミックな姿や生命感に触れた経験が、現在の魚類図版制作の原点になっています。
また過去には、形成外科分野の研究論文における施術解説図(医学図版:シェーマ)の制作を担当し、図版が使用された論文は形成外科分野の
⚪︎PRS Global Open
⚪︎JPRAS Open
⚪︎European Journal of Plastic Surgery
などの国際学術誌に掲載されています。
研究内容を正確に伝えるための図版設計や、専門家との共同制作の経験を通じて、科学図版に求められる精度と情報整理の重要性を学びました。
現在は、こうした経験を基に
⚪︎魚類の形態的特徴
⚪︎種の識別ポイント
⚪︎生態的背景
を踏まえながら、正確さと分かりやすさを両立した魚類図版の設計・制作を行っています。