一つの魚、その固有の姿
魚の輪郭、鰭の形、体を彩る斑紋。
一つひとつの特徴には、その魚ならではの姿があります。
形態を観察し、構造を理解することで、見慣れた魚の中にも、それまで気づかなかった美しさや特徴が見えてきます。
Fish Illustration Archiveは、魚類の姿を科学的に捉え、その生命としての存在を図版に表現しています。
シロメバル(Sebastes cheni)の単体魚類図版。
© Fish Illustration Archive
並べることで、見えてくる違い。
体の輪郭、鰭の形、色彩や斑紋に表れる違い。
よく似た魚にも、それぞれ異なる形態があります。
体の輪郭、頭部の形、鰭の位置、色彩や斑紋。
一つずつ見ていたときには気づかなかった違いも、同じ視点から比較することで明らかになります。
その違いを知ることは、魚類の多様性を理解するための入口です。
オイカワ(Zacco platypus)、ハス(Opsariichthys uncirostris)、カワムツ(Nipponocypris temminckii)、ヌマムツ(Nipponocypris sieboldii)の4種比較魚類図版。
© Fish Illustration Archive
図版を探す
魚種や形態、目的に応じて、魚類の多様な姿に出会う。
一枚の図版から、魚類の姿をより深く知る。
Fish Illustration Archiveでは、魚種や分類群、図版の形式、利用目的に応じて作品を整理しています。
01|用途から探す
カワムツ(Nipponocypris temminckii)とヌマムツ(Nipponocypris sieboldii)の比較魚類図版。
© Fish Illustration Archive
何に使うかが決まっている方へ
分類・識別、比較・解析、学習・教育、展示・出版など、図版を利用する目的から探せます。
用途カテゴリ
- 分類・識別する
- 比較・解析する
- 学ぶ・教える
- 展示・伝える
- 記録・共有する
02|図版タイプから探す
ヤイマヒラヨシノボリ(雄)Rhinogobius yaima の形質診断図版(DCP-002)。
© Fish Illustration Archive
必要な表現方法から選びたい方へ
単体図版、比較図版、識別図版、外部形態図版、DCPなど、情報の構成方法から探せます。
図版タイプ
- 単体魚類図版|Fish Illustration
- 形質診断図版|Diagnostic Character Plate(DCP)
- 比較図版|Comparative Plate
- 識別図版|Identification Plate
- 外部形態図版|Morphological Plate
03|魚種・分類群から探す
オイカワの雄(Zacco platypus)の単体魚類図版。
© Fish Illustration Archive
特定の魚種を探している方へ
メバル類、ヨシノボリ類、タナゴ類など、対象となる魚種や分類群から関連図版を探せます。
魚種カテゴリ
- メバル類
- ヨシノボリ類
- タナゴ類
- オイカワと近縁種
- その他の魚類
利用目的、図版タイプ、魚種のいずれからでも、必要な魚類図版へ進むことができます。
観察から、生命の理解へ。
See Structure.
形態を正確に。違いを明確に。
魚類図版の制作では、形を描く前に、その形を理解することを大切にしています。
生体や標本、写真、学術資料などを通じて形態を確かめ、何を描き、どの特徴を伝えるべきかを考える。
科学的な事実と作者の解釈を区別しながら、一つの生命の姿を図版に表現します。
01|科学的根拠を確認する
魚類図鑑・学術資料による形態情報の確認
Reference review for morphological accuracy
生体や標本などの実物、写真、書籍、原著論文、公的機関の情報を確認し、十分に信頼できる形態情報を採用します。
推定による補完を避け、確認できた事実と、未確認の情報を明確に区別します。
02|比較条件を整える
複数個体の形態と配置条件の比較
Comparative observation of fish specimens
魚体の向き、姿勢、縮尺、描画範囲、各部の位置関係などを整理し、複数の魚種や個体を同じ条件で見比べられる状態にします。
単体図版の段階から、将来の比較図版や識別図版への展開を想定します。
03|伝える情報を設計する
形態・計数情報を整理した図版設計ラフ
Preliminary design of morphological information
すべての情報を一律に盛り込むのではなく、使用目的と閲覧者に応じて、必要な形態・識別・比較情報を選択します。
重要度に合わせて図版、拡大図、注記、数値、文章を配置し、正確さと理解しやすさを両立します。
科学的根拠の確認、比較条件の統一、目的に応じた情報設計を通して、説明できる魚類図版を制作します。
魚類図版の制作について
研究・出版・展示・教育の目的に応じた、科学的で美しい魚類図版。
研究、出版、展示、教育のためのScientific Fish Illustration。
Fish Illustration Archiveでは、魚類の形態を科学的に捉え、伝えたい内容と使用目的に応じた図版を制作しています。
単体魚類図版、比較図版、識別図版、外部形態図版、形質診断図版(DCP)など、目的に応じた構成をご提案します。
魚種や図版形式が決まっていない段階からご相談いただけます。
魚類図版の制作工程
Scientific Fish Illustration Process
想定する用途
魚類の形態や特徴を正確に伝え、理解を深めるための図版として、さまざまな専門分野での活用を想定しています。
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図鑑・書籍・出版物:魚種の紹介、形態解説、比較資料
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博物館・水族館:展示解説、教育普及、種の多様性の紹介
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研究・学術資料:外部形態の記録、識別形質の説明、研究成果の可視化
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教材・解説資料:魚類の構造や特徴を学ぶための視覚資料
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行政・環境保全資料:生物多様性の解説、調査・保全活動に関する情報発信
図版の構成や表現は、使用目的と伝えたい内容に応じて検討します。
制作内容、参考価格、納品形式、修正対応、利用条件については、魚類図版制作ページをご覧ください。
制作内容・参考価格を見る
伝えたい内容と使用目的を起点に、必要な情報を整理し、最適な魚類図版の構成をご提案します。